コラム
林野火災警報発令中のキャンプ
自分自身、キャンプへは焚火をしに行っていると言っても過言ではないほどキャンプでは焚火が欠かせないものとなっていましたが、2026年より林野火災警報の運用が開始された事に伴い、実際キャンプ中に発令され焚火ができなくなってしまったら、どんな感じのキャンプになるのか確かめる意味を含めて、規制範囲内でのキャンプをしてみました。。地域により規制の対象が若干異なるかもしれませんが、今回は自分がホームキャンプ場としているcamp beanのある伊豆市を管轄する駿東伊豆消防本部に問い合わせを行い、警報発令時に規制の対象となるもの、ならないものの確認を行なった上で警報発令を想定したキャンプを合計3回行ってみました。大まかにダメなものは、裸火で火の粉を多量に飛散させるもの。対象外となるのは、ガスコンロ、七輪や専用コンロを用いて木炭を使用したバーベキューなどは規制されないとのことでした。1度目はB6くんで木炭を使用し焼肉、ガス(ST310)で炊飯やその他の調理を行い、オイルランタンに火を灯して過ごしてみました。2度目と3度目はガス(ST310)のみを熱源に調理、オイルランタンは持ち込まずに過ごしたみました。結論から言うと、いずれもとても楽しめました。焚火をしない分、よりダイレクトに自然の音、匂い、風、湿度や空気感、森の輪郭や星空などを感じることができるため、やる事というか感じる事が満載で焚火をしている時より自然と向き合っている時間が長く、不思議な高揚感もありつつ、反面、落ち着いた癒しも得られるといった貴重な体験をする事ができました。また、ちょっとした防災体験にもなったかなと思います。これならば、今後は、林野火災警報が出ていない時でも、たまには敢えて焚火をしないキャンプをしても良いかと感じた次第です。
規制に関しては地域ごとに定めるようになっていますので、規制対象区域や規制される行為などにつきましては、実施される地域の行政機関(消防署など)にて事前に確認を行う必要があります。
キャンプに行く直前やキャンプ中に林野火災警報が発令され、焚火などができない場合でも、キャンプには沢山の楽しみ方があります。また、寒くて暖をとりたい場合も、焚火ではなくとも、石油ストーブ、ガスストーブ、薪ストーブなどこれら以外にも暖をとるアイテムは沢山ありますので、そこを自分なりに構築していくのも楽しいのではないかと思いますし、それらはきっと防災にも役立つことと思います。バックアップ対策を含め、あれだこれだと考えつつ冬キャンプを楽しめたらいいですね。
