nonojuku bushcraft school
ブッシュシェルター(ナチュラルシェルター)とは
ブッシュシェルター、一般的にはデブリハットと呼ばれています。
テントやタープかど雨風をしのぐものがない時に、山の中にあるものだけで身を守りビバークするためのもの。
デブリハット、直訳すると
デブリ=塵、ハット=小屋
塵の小屋と・・・
しかし風向きや地形を利用してうまく作れたデブリハットは、真冬でも驚くほど暖かくて一夜を快適に過ごすことが出来ます
ブッシュシェルター講習とは
意図せず森で一夜を過ごさなければならなくなったら、、、身を守る術としてシェルターは重要な役割を果たします。野乃塾のブッシュシェルター講習ではサバイバルの基礎的な話を交えつつナイフすら無い状況でのシェルターの作り方を学ぶだけではなく、シェルター周辺での焚火の方法、またシェルター、焚火ともに痕跡を残さずに撤収する方法なども含んだ内容となっています。
未経験者でも気軽にご参加いただけます。
シェルターの仕上がり(見た目)について
野乃塾では、シェルターを作る際、生木は管理のため伐採された物や自然の影響で倒れたもの以外は使いません。倒木や落枝などを使用し、柱やポールがわりに使える材は極力切り刻みません、解体後に誰かがその材を再利用できるように極力長いまま残すようにしています。仕上がりの見た目以上にそちらを優先しています。従って出来上がったシェルターはきちっとした綺麗な仕上がりにはなっていないかもしれません。使用量が発生量を上回ってはいつかは材料不足となり誰もその場所、その場の材料を使ったクラフトができなくなります。受講者には自分でやられるときにその辺の事も意識していただくようにお願いしております。
焚火について
直火を行うのは、当然ですが、直火が許可されている場所になりますが、たとえ許可されていたとしても焚火の痕を残して良いというわけではありません。その場所のルールに従ったやり方で後始末までしっかりと行いましょう。また、焚火台を使う場合も、ただ焚火台を使えば良いというものではありません。地面との距離や保護シートなど適切な養生を行い、輻射熱や飛び火の影響が無いようにしましょう。これを怠ると、撤収時には見た目上影響が無く見えていても、実際には熱によって芝生などを殺してしまっていて、数日後に茶色く枯れてしまう事があります。キャンプ、釣り、ゴルフ、モータースポーツなどに限らず農業、漁業、工業、私生活、殆どの人間活動は大なり小なり自然に影響を及ぼしています。焚火もやり方一つで影響の大きさが変わってきます。そういった遊びである事を自覚して、やり方や後始末までその場のルールやモラルを守りましょう。